トレーラーから材の荷下ろしと同時に、建築場所では、いち早く土台材を運搬し
基礎の上に設置にかかった。
基礎の上には、床下換気用の基礎パッキンを設計どおりのピッチで並べた上に
土台を施設する。
基礎パッキンは、私のプランでは標準仕様としている。
通常の床下換気口と比較した場合の利点は、
基礎の断面欠損が少なくなり、鉄筋の上端筋を切ることがないので
基礎の強度を保つことができる上、
建物の全周から偏りなく床下の換気が可能である。
パッキン材そのものの強度もコンクリートの硬さの3倍以上あり、
それ自体が腐食することもないので、つぶれることもないから安心である。
土台は、米ヒバの150角を使用。
注入などによる防腐処理をする必要がなく、
日本の桧と同等以上の無処理での耐腐食効果がある。
匂いもまた独特である。
土台が終わると、いよいよログの1段目の設置。
あとあとのきれいに積み上げるログ壁のためにこれが大事である。
シルログの底面は雨水の浸入などで腐食しやすいので
しっかり耐腐食塗料を塗りこんだ上に土台に乗せる。
今回のログは全て米松(ダグラスファー)でオーダーしてあるが
比較的に腐食しやすい1段目だけ米ヒバ、米杉を使用することもあるが
今回は目の詰まった赤みの大きい良質な米松を入手いただいたので
その必要もなかった。
基礎からのアンカーボルトは、通常の家では考えられない長さであるが、
これで基礎と土台、ログ1段目をしっかりと筋結する。
さあ、2段目から、グルーブに断熱材をつめながら積み上げだ。